歯並び、顎関節とオステオパシー
顎関節を戻すのにみなさんは「顎が全身とどのくらい関わっている」かご存知ですか?
当院の治し方でいくと顎と骨盤がものすごく関連している。だから、顎関節を治しに来て数回、顎に一度も触れていなくて「問診票に記入いただいた顎関節はどうなりましたか?」と聞くと「そういえば!!」という例は少なくない。
そう考えると、骨盤→脊椎(背骨)→頭蓋骨→顎関節の順でいくパターンが多い。骨盤がずれている場合、それだけでも脊椎、顎関節に影響する場合がある。序半に骨盤、下部腰椎の問題を整えることが多い。なぜなら、初診で脚長差を診て2センチ以上もあったりするとそのズレの分だけ全身の骨格に負担や痛み・不調をかけているわけである。当院で骨盤を治した後に、腰痛、肩こり、頭痛など関節痛や筋肉に絡んだ不調が消えるのは「究極の中心である骨盤を正確な施術で治す」からなのである。
また、不正咬合・反対咬合(下の前歯が上の前歯より前に出てしまっている状態)について。
不正咬合でも、どの歯から軸になるのか?順序を考え、感じ、身体に聴いて確認する。
それから顎関節と仙腸関節・恥骨結合も関係することもあるため、骨盤は重要なのである。不正咬合、反対咬合の場合でも骨盤がずれているパターンが多い。また姿勢をしっかり維持できるようになれば、反対咬合は治る可能性はある。それには猫背は天敵になるので、背筋を鍛えて維持する力(背筋力)は鍛える必要もあるかもしれない。まずは骨盤を治して背筋力をつけるところから始めることが良いと思う。
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 歯並び、顎関節とオステオパシー
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://qtopia.jp/room/mt-tb.cgi/303
コメントする