あざみ野駅と江田駅間の住宅街にある隠れ家的な治療院【オステオパシー・ホリスティックセラピー・カイロプラクティック】の院長木内のブログです。

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顎関節症と骨盤(特に仙腸関節)との関係

現在、日本の二人に一人が顎関節症であるとのデータがある。その顎関節症を繰り返さないように治すには・・・実は骨盤なんです。

顎関節症とオステオパシー・カイロプラクティックは非常に密接である。勉強している方であればなおさら、顎関節・骨盤が相互関係にあるのがわかるだろう。

身体の構造(どこがずれている、血流、動きが悪い等)の話は、あまりよくわからないという方には少し噛み砕いて書いてみよう。

顎がおかしいから顎だけ治してくれれば用は済むんだけど・・・とおっしゃる方がいるが、顎だけ治してもまたすぐ戻ってしまう。そこで、何回も施術しなくても良くなるためには?となると、「何が原因」かがポイントで、そうなると、理論、構造の話が必要になるのである。

顎関節は、オステオパシーの手技のみで顎にアプローチしても痛みがとれたり、顎関節だけのバランスがとれたりするわけだが、繰り返さずにピッタリの状態にするにはオステオパシーの手技だけでは不完全。

カイロプラクティックの理論から抜粋し、顎関節と非常に関係性のある考えでは、仙腸関節は顎関節の顎・両側頭骨と関連がある。

そのため、顎関節をしっかり治すために、仙腸関節から治すことが優先。

ちなみに仙腸関節がずれて不安定になることで多くの症状が関係している。当院を訪れてくる方の実に8割以上は骨盤がずれている。人類的に換算してもその割合はおそらくあまり変わらないだろう。つまりそのぐらいの方は骨盤がずれていて、その上で、腰痛や顎関節症になっている。

仙腸関節を整え、腰椎のバランス・歯の軸・内臓の動き等を整えていくと、構造的には大まかにバランスが整えられる。

顎関節とのバランスの影響で起こる症状は・・・頭痛・腰痛・目の疲労・首の痛み・不眠・耳の痛み等。

問診票に顎関節症が主訴で書かれていたとしても、施術の際に顎関節自体に指一本さえ触れずに治ってしまった方は実に多い。

仙腸関節を整えることの重要性がお分かりいただけたと思う。

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オステパシー&ホリスティックセラピー

Qtopia癒療院 院長 木内たかお

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