あざみ野駅と江田駅間の住宅街にある隠れ家的な治療院【オステオパシー・ホリスティックセラピー・カイロプラクティック】の院長木内のブログです。

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呼吸・・・ちゃんとできていますか?

オステオパシーでは、「呼吸」は身体の大事な機能であり、言わずもがな、人は当たり前に「呼吸」をしている。

今更ブログで書くことかな?とこれを読むあなたに・・

へ?そうなんだぁ。知らなかった、そうなんだね?と、これまでは全く知らなかった方々にも、ぜひ知っていただきたい。

オステオパシーでは当たり前にやっていることなのだが、目線をいっしょにしたいと思う。

〇呼吸がしっかり大きく深くできることは、脳の働きを活発にする。

〇浅い呼吸は疲れやすくなる。

呼吸で使う筋肉で一番大事なのは横隔膜である。

その横隔膜に大きく関係するのが姿勢である。近頃の日本人の姿勢をみると非常に考えさせられる。特に小学生で、すでに背骨を丸めていたり、ゲームに夢中になって姿勢が崩れている子を見ると心配は絶えない。

最近特に多いのが、鎖骨が固くなり、施術する私の指が、鎖骨の下に入らずカチカチになり、患者さんの腕を真上に挙上できない方。それと、僧帽筋が盛り上がって肩こりがひどいことになっている方。

姿勢が丸くなる(腰椎や胸椎)と、胸郭が閉じたり横隔膜の動きが充分でなくなる。そうなると、酸素の取り込みが減少して疲労へとつながる。

だから、鎖骨の位置や胸の開きは、呼吸がしっかりできるかどうかと関係性がある。

ところで、深呼吸の概念が逆になっている日本人。

いつからそうなってしまったのかを遡れば、戦後のラジオ体操や体育の教育が怪しく思う。深呼吸をしてくださいと言われ、日本人は最初に「思いきり吸うこと」をするのがほとんど。ほぼ「刷り込み状態」である。

また、最近のある健康番組で見たのだが、外国人の方に「深呼吸をしてみてください」と番組のスタッフが言うと、8割~9割のくらいの方が最初に「息を吐くこと」をする。えっ?おかしい?と思いますか?

きちんとした呼吸をするために、呼吸が浅い方は、より深く長く多くできるようになるために「細く長く吐くこと」で呼吸量が変わる。(それは私は二度訪れたインドで体得した。ちなみに私は今でも吐く時間は1分近くできる。)

そして、吐くことにより「入ってくる」ので、あとは自然に呼吸ができてくるのだ。

吐くことが先、吸うのは意識せずとも、吐くことができれば吸えるようになる。

細く長く吐くことを意識してみると変化していく。

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オステパシー&ホリスティックセラピー

Qtopia癒療院 院長 木内たかお

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