あざみ野駅と江田駅間の住宅街にある隠れ家的な治療院【オステオパシー・ホリスティックセラピー・カイロプラクティック】の院長木内のブログです。

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内臓マニピュレーション 副腎

「これは、こうなっているからこうなんだ。」とか「〇〇である。」などと教えられた時、実績のある先生がそうだと言ったらそうなんだというようなことで、私は疑問を持ったことは今までにあったであろうか。

自己分析では、そのような先生のタイプには「馬鹿正直に信じる」部分が小さいころからあり、疑問を持つ=失礼という考えになっていたと思う。

そのように教わってきたこともあり「実際に触れて確認する」を今更ながらするようにしてみた。そうしたところ、思ってもない変化を感じたのだ。脳がおかしくなったことで再確認が必要な出来事が多くあり、「触れて確認する」作業がいかに大事で、今後この身体を使って仕事を進めるうえで、ベースとしてしっかりやっておいた方が良いと感じたのだ。(逆に言えば、触診と確認に対する意識が今まで薄かったかもしれない。)そして脳を「再生」し、今後の施術家人生の全盛期を迎えるために・・・。

以前お世話になった先生のところでは、カルテに「副腎」の字を見ることはなかった。私が在籍した7年で一度としてなかったのだ。副腎は直接触れられなくてできない場所にあるからか、他の臓器を使うか、超能力的な力を使うかなど、副腎の施術をなぜしていなかったのか考えられることは限られる。

しかし、私は脳がおかしくなったことで「棚からぼたもち?青天の霹靂?」のような感じで、今まで「こうしか」考えられなかったものを「じゃあ、触れて確認して、昔教えられたことがホントなのか、「確認」してみることにしよう!」と、副腎のある場所に手を置いてみた。確かに奥の奥、臓器に隠れて通常の触診レベルでは難しい。しかし毎日のようにその場所を意識し触れ方を工夫しているうちに、だんだんと触診に得られる情報の変化が出てくるのがわかった。胃腸の調子の改善、だるさがなくなったなどの改善の声が多くなってきた。副腎を意識しての触診が、十二指腸、胃、肝臓に影響が出ることも増えてきた。完全に全員に満足のいく触診には今はまだ難しいが、全ては「トライ」だし方向性を持つことは大事だと思う。

また、セミナー等で講師に徹底して質問し、きちっと理解し、ものにするような取組をしてきただろうか?有名な先生の講義を受けたということだけに満足していただけだったかもしれない、そう振り返るきっかけにもなった。教わったことを鵜呑みにせず、自分で確認、挑戦することで見えてきたり理解できたりすることの重要性を再認識した。

なので、「できない場所にあるからやらない。それはそういうものだから」・・・という教育は「可能性を奪うもの」ではないかと。

私は今、ライト兄弟エジソンのような気持ちでいっぱいなのである。

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オステパシー&ホリスティックセラピー

Qtopia癒療院 院長 木内たかお

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