冬のぎっくり腰!
カイロプラクティック・オステオパシー等、手技療法の施術院では、この冬の時期に依頼者が増えるのが「ぎっくり腰、腰痛」である。
多くの方はぎっくり腰が「なぜ」起きて、どうやって回復するのか?を知らないと思う。
そもそも「ぎっくり腰は急性の腰痛の現象、症状」のことである。
整形外科や接骨院に行ってレントゲン・MRIを撮って、電気治療を何回かやれば・・・と思うかもしれないが、その先は症状が変わらない。「資格を持っていても『具体的な解決方法を知らない』方がいっぱいいる」のだ。
私は、ぎっくり腰の症例はこれでもかという数を診てきたので、
ほとんどは 「血流の問題」 が関係することがわかっている。
ぎっくり腰を「イメージで」捉えている方が多い。その勘違いで多いのは「グキッ!!」や「ゴキッ!!」となって動かないことだと思っている。
だが実はその表現のような痛々しい方は、相当数見た中にはほとんどいない。
どちらかと言えば「何かに取りつかれたかのような」状態になる方がほとんどだ。
私が代わりに表現するなら・・・
「あれ?おかしいなぁ?」
「朝起きてから身体を起こそうとしたときに動かしづらい」
「段々前屈がつらくなってきてズボンが履けなくなる」
・・・という症例が圧倒的に多い。
ズボンを履けなくなる方も。
そして回復には3日~2週間ほどかかる可能性がある。(病院に行くと入院させられてしまう方もいた。)
あくまで私が施術した例だが、『年末年始(正月が特に多い)』にぎっくり腰になる方が「毎年数名」いる。
その原因は
「糖分と冷え」と「緊張からの解放」だろう。
「ちゃんとした理由」がある
まずは糖分。「クリスマス」のケーキ。
その時期は「忘年会」のお酒。
普段の多忙な仕事が一段落して緩む。
学生なら期末テストで頑張り、冬休みで一息つき〆は・・・忘れた頃に「バレンタインのチョコレート!!」
昭和~平成は腰痛パターンは毎年冬の恒例だったが、令和は変わりつつあるのか?は定かではないが、糖分がやめられない方はこのパターンは変わらない可能性がある。
その冷えの根本の中の根本の場所が、小腸・大腸の「腸間膜根」である。
腸間膜根は腸の根っこ。
ぎっくり腰とは、腰椎から出ている腰髄、血管、リンパを何らかの影響で冷やしたか余計なものを摂取しすぎたかで、腸間膜を「ロック」してしまった状態でもある。
冷えの血流を左右するのが自律神経の緊張度合いなので、受験生はこの時期は気をつけたい。
甘いもの・お酒・緊張など、要点を押さえて過ごしていただきたい。
また、冬と逆の夏も、ぎっくりシーズンなので半年後にそういえば・・・と頭に入れておくといいだろう。夏の冷えは冷房によることが多い。
ちなみに当院は年末は12/28まで営業だが、遠隔は年中無休なのでメールで依頼可能です!
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