思春期のホルモンとニキビの関連

「思春期の身体の変化と対策」は、情報はたくさんあるのだが「ある割」には「これ！素晴らしい！」と感じたり「定番」のやり方の方法を説いている方が目立たない。ちなみにかつて人気のあった「クレアラシル」は発がん性物質の「ベンゼン」がFDAに引っ掛かったようだ。

この成長期は、ハートも敏感な時期でもある。接するときには言葉や態度も気を付けなければと思う。

当院には赤ちゃん～ご年配の方まで依頼者がいる。もちろん成長期の男女も。男性ホルモン、女性ホルモンを発動する場所と変化を考える機会もある。

保健体育の授業では、先生たちもデリケートな項目だけに気を使うし生徒も同じ。

では、ニキビの「大元」ってなんだったっけ？医療関係者でも忘れていたり知らなかったりする。

男性ホルモンの場合大元にあるのが「睾丸」である。

それに対して女性ホルモンは卵巣である。

実は男性ホルモンとニキビが関係する。男女性別は基本的には関係ないがこの方の場合は・・・という見方（体質）でみれると良いのではないか？と思っている。

当院の場合は、性ホルモンがその身体に対してバランスよく出ているか？

そのニキビとの関係で主に食生活で摂り過ぎているものはないか？また少な過ぎているものはないか？

良質な脂肪（オメガ３など）が足りないことはないか？

精神・心理とのバランスでニキビが関係している項目はないか？

などはチェックすることは可能である。