指定難病の方の症状の改善①
以前からメールをいただいていた方から問い合わせがあった。
脊髄炎の後遺症で下肢のしびれがあり歩行困難。両足から足の裏まで。
それだけの言葉が出ると、経験の浅い施術者には「大変」「無理」「治せない」のグループに入ると思う。
多くの方の中では医者にそう告げられたら全て諦めてしまう方もいるかと思う。
そして、病院などでしか治せない、「施術院の範疇(はんちゅう)」にない「かもしれない」と考える方も。
それと、本題の指定難病は関係するのか?当院なら何からどう組立ていけば「寛解」するのか?
をお伝えしたい。
最初に言いたいことはまずは「指定難病」という言葉に「即座に施術の論外にしない」ことだ。
また、指定難病と言っても本当に難病なのか?術者にとって施術しようもない難しい状態なのか?を要点をとらえて初診の際に視れる・診れるか?である。
かつてお世話になった漢方クリニックは西洋医学・東洋医学(中医)双方のドクターが在籍していたことで、私自身は指定難病の方の施術をした経験もある。
今回の依頼者さんは「脊髄炎」の影響で足首が硬くなり背屈・底屈がスムーズでない。
そして両方の大腿にしびれがある、そしてふくらはぎ「一周」にもしびれがあるとのこと。
ここまでは難病が関係しているかな?と。
1回目は仙腸関節のずれ。脚長差にして5cm。身体(特に下半身)のバランスが結構崩れている。
下肢の冷えが顕著。腰回りにも冷えがあった。セッション後にゴッドクリーナーを希望。
毒素の出が強かった。
2回目は前回後より下肢の冷えの改善。脚長差7mm。足首の硬さの改善。冷え具合も改善。大腿の筋膜の施術によりしびれの改善。
2回目終了時にはかなりの変化を感じた。
施術はまだ寛解・完結はしていないものの6割は改善できたかな?少なくとも歩くこと、冷えの改善等自律神経症状の改善の「ベース」は出来たので、指定難病からの回復のまずまずの状態を掴めたと思う。
だが、大きい病院にいくつかかかったことがあることから、本題はここからなのではないか?と思っている。
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