増えるアトピー性皮膚炎の改善・寛解
有難いことに当院では、アレルギー、特にアトピー性皮膚炎、花粉症の寛解例が増え続けている。
アトピー性皮膚炎に関しては、以前の施術では「抑える」ところまでの方はいたが、寛解とまではいかない例もあった。しかし最近では「皮膚が変わり、赤みが出なくなり痒みが減る→痒くならない→痒くない」と変化してきている。
15年以上前に私が勤務していた漢方クリニックの医師は、アトピー性皮膚炎の方の診察は薬を長期にわたり処方する傾向があった。体質に深い関係があるとのことで薬を出していたようだ。
そこで診察・電気治療を継続していた、たくさんのアトピーの患者さんが、当時の私を頼りにしてくださった。手技療法で施術しお話しをして癒すことくらいはできていただろうか。振り返ると、今では「その経験」が「大きな財産」になっている。
それは「アトピー性皮膚炎の方に電気治療をしたところで「変わらない」ということ」を知る「貴重な経験」だった。
何につけても「経験、体験をする」ということは、そのことをすっかり受け止めれば結果に繋がる。
アトピー性皮膚炎に関しては、オステオパシー、カイロプラクティックのテクニックで、主に解毒器官の施術をすることで身体は楽になる傾向がある。アトピー性皮膚炎は、自律神経の過緊張と関係が深い。わかりやすいのは冷えで、身体が冷えていることで自律神経の過緊張にも繋がっている。そこで解毒器官の施術をすることで身体が緩み、血流も変わるから冷えの改善に繋がる。冷えが変わるとアトピー性皮膚炎にも変化が出る傾向にある。
解毒器官とは内臓で言えば肝臓、腎臓が主だが、例えば肝臓を施術すると右肩、右首は楽になる可能性がある。胃を施術すれば左肩、左首は楽になる。
また自律神経の過緊張とアトピー性皮膚炎で言えば「腸」との関係は避けて通れない。腸は血流量が多い。表面積の広い腸がしっかりと働くためには大量の血液が必要で、血液は絶えず流れている(動いている)。血液が全身を流れているということは、腸には消化吸収・消化に付随した「毒素」も入ってくるということだ。腸の状態がよくないと、皮膚にも症状として出てくる。だから腸の状態を整えることは大事になる。冷やさないことは優先順位が高く、それは口に入るものを気をつけることや衣服での調整、住環境の整備なども含まれる。
「脳腸相関」という言葉を最近よく聞くようになった。腸の血流量が多いのは前述したが、脳の血流量も多い。脳の影響は腸にも影響し、腸の影響は脳に影響する。相関関係なのである。
私が施術を始めた時にはオステオパシーを通じて、頭蓋硬膜と腸(大腸、小腸、十二指腸)との関係がいかに大事かをかなりの症例の見学をすることで知ることができた。
頭蓋硬膜を緩め、腸を施術して血流量を増やすと、全身の調子がよくなる例をたくさんみてきた。(現在は、頭蓋硬膜に留まらず脳そのものを施術できるので、変化しやすい)
内臓の施術を的確に行えれば毒素が出やすくなる「下準備」ができるのだ。
そして仕上げになるのが「ゴッドクリーナー」によるデトックスだ。ゴッドクリーナーとオステオパシーの施術は非常に相性が良い。手技療法(オステオパシー・フィシオエナジェティック)で取り切れない毒素が足裏からたんまり出てくれる。そのため冷えに関わる「重金属」が出ると同時に、温かくなり身体は軽くなるのだ。
オステオパシー施術により自律神経と内臓がつながることで、毒素、ゴッドクリーナーまでの一連の流れができる。
寒い季節や緊張が強い方には毒素の出が悪くなることもあるのだが、当院の施術で内臓・脳を整えてからゴッドクリーナーをすることは、それを防げる可能性がある。
脳を痛め、脳を知る。脳に恩返しを!
題名の言葉は、先日施術をしている最中に、私の口からふと出た言葉だった。
「実際に」施術者、医師、医療従事者の中で、私の例のように脳を「患ってしまった」方はさほど多くはないと思われる。
なぜなら医療従事者なら「脳を痛めること」が「どれだけ致命的」なことになるのかを知っているからだ。
だが、「どのように致命的」なのか?ボーダーラインはどこか?
どのレベルならセーフでどこからがアウトになるか?
アウトの場合はどのくらいのペースでどのような施術が回復可能なプランなのか?綴ってみようと思う。
血圧が高めな医療従事者であるなら、毎日決まった時間に最低一年間計り記録してみる。「大丈夫、大丈夫」と思っている方ほど、危険。年齢にもよるが40~50歳代は「上」は140を大きく越えない方がいいだろう。高い血圧は心理的要因もあれば習慣的要因もある。遺伝的要因もある。一概にこれがと特定はできないが、私自身 、
自分が要求する身体の「波」は現在は落ち着いていることから、心理、身体、生活スタイルでの「波」が落ち着いていると言える。そういう方は、血圧の極端なアップダウンはないと思う。
波のある方の場合でも、上がったとしても150以下の方が良いのでは?
一年間血圧を測定し、つけることで何がわかるか?というと、「季節と血圧の変化」。
例えば「節分」「春分の日」「夏至」「秋分の日」「冬至」などの 「暦」 は、皆さんが感じている以上に身体に影響すると思った方が良い。
脳を傷めてよくわかったことは「脳細胞」の修復にかかる時間の長さだろう。だろうというのが物語っている。なぜなら、医療従事者のほとんどは「基礎医学」を学び脳細胞のことがテキストにも書いてあり、脳を痛めるとどうなるか?の説明があるからだ。(当たり前のことだが)
そしてほとんどの方が知らないことが。。。。
その偉い先生たちのほとんどは
「脳の疾患」を患ったという「体験がない」という事実!
例えば高血圧を診ている医者は、今まで何万人という「患者」を診てきたかもしれないが、自分自身が患者になった方は果てして何人いるのだろう?
私の場合、教育として「それはそうなんです」と言われると、すんなり「はい」と聞かない性格なもので。いわゆる「ひねくれもの」なんでしょう。
だが今回はちゃんと言うこと聞いている。「それほどまでに」痛かったから。痛かった分、理解も深まったし今後のこともしっかり考えなければ・・・と反省し、それを生かさなければと思ったからだ。
今回後遺症が長引いているのは、私の場合は二回目の脳内出血だった。もし医療従事者だとしても一回で凝りて二回目は注意するだろうが、私は一回しているのにも関わらず、まだ大丈夫と思っていたが、さすがに脳がついてこず、私自身だけでなく、家族をはじめ多くの方にも迷惑をかけることになってしまった。
性格の話が出たが、どういう性格、どういうタイプの方が高血圧になりやすく、脳疾患になりやすいか?を自身の体験をもとに綴ってみたいと思う。
もちろんあくまで私の経験、観察、知識レベルなので、全ての方にあてはまるとは限らない。
まずは睡眠。「ぐっすり」眠っている方は私は問題ないと思う。
ただ「時間的に休んだ」というだけの方は大半なのでは?
起きた時に「あぁよく寝たぁ・・・」と深く眠れていればそれに越したことはない。
次に「目の疲労」
当院でも目と脳の疲労を訴えそれを解消しに来院される方は多い。
眼精疲労は視神経、脳の後頭葉(後頭骨)まで影響している方も。
後頭葉と関係するのはこめかみ周辺の疲労。オステオパシー、カイロプラクティックなどの手技療法でも
こめかみは頭蓋骨の「蝶形骨」が脳の機能とも関連深い。
たかが目の疲労と放置せず、脳に負担をかけないよう、定期的に休ませる必要がある。
自分自身が見えなくなっていたり自覚症状があるとしたら、正確にチェックできる方に診てもらうようにすると良いと思う。
脳細胞は、筋肉や皮膚のケガとは違う。損傷すると簡単に再生しない。筋肉痛のような、休めば楽になるものでもないし、擦り傷などで出血してかさぶたになって・・・とは違うのだ。
今回の私は6年目に突入してしまっている。長いと思われるかもしれないが、確実に回復の一途を歩んでいる。
脳のことは自分では以前よりもかなり詳しくなってきているので、それを施術に活かし、私のように病気で生活が一変してしまうことを避けられるよう、多くに方に知ってもらいたい。
もうすぐ・・・・!?
私事ではありますが、もうすぐ華の?50歳になります。
ご、50歳・・・自分の小さい頃の記憶だと「中年、おっさん」だった。
そ、そうか。あの時の年齢についに自分はなったのか・・・なっちゃったか!受け入れるのに多少の抵抗もあるが、嬉しい自分がいるのも確か。ミドルだ!渋味が増す。
同時に臭いも気をつけなきゃ。
男性更年期も後々ブログで掲載していこう。
待っても逃げても年を取るのは一緒。今後は、無理せず上手に歳を重ねることも、学びつつ広めていければいい。
年を取るのはとても速い。ポケ~ッとしてたら人生終わっちゃう。
そうすると、生きてきた内容、発言などがその人の存在した価値になるかもしれない。無理して身体に負担はかけたくないので、価値のある一生をほどほどに生きていきたいと思う、今日この頃である。
本気で治りたい方には・・・
当院に施術に来られる方の傾向で「しっかりと治りたい」方が増えてきている。
またお医者さんから診断されている方、病名を言われている方も増えてきている。
あえて「しっかりと」と書くのは私木内には「治った」と判断するための項目がいくつかある。
それは
「診れる」人が「診た」ときには文句なしにバッチリ、しっかり症状が「取れている」ことを指す。
それは、患者さんの「自覚症状」でもない。医者から言われたから、ではない。検査で「優」や「A」のことでもない。
私は、「診て」「観て」「見て」「視て」
あらゆる角度、深さを立体的にみたうえで、極めつけに「透」(みる)ことで決定づける。
そして波動的にもみる。
もちろん指標として、例えば「血圧」や「体重」「冷え」など自覚できる項目ならわかりやすいが、私の施術の場合は数値化できないものも含まれる。
「自然な生活が無理なく送れている」ことが基本である。
患者さんの会話に多いことは「お医者さんにそう言われているから」・・・ということや検査でこうだったというところだ。西洋医学のコンピューター診断、MRIなどは確かに優れている。だが医学にはもっと大事な診方がある。それをコンピューターだけで白黒はっきりさせなきゃいけないことに無理がある。なぜなら人間は生物だからだ。そして実際に未解明な病気を調べると山ほどあるからだ。
私が患部を「視る」「診る」指標の一つに「色」がある。淡い色、グレーがかった色、薄い色、濃い色など、波動、元気さなど、外から視た時にその色で体調がわかるときがある。
色というのは、眼の色や生命力、肌の色なら血色、波動(元気さ)、荒れ、などもあれば臓器の組織の元気さもある。
患者さん、クライアントさん側は、やって欲しい「度合い」、「拘り(こだわり)」はいくらでも妥協できるが、逆に「施術側」はどこまでも厳しい設定にする必要はある。そのうえで楽しく充実した施術をすることで「あそこに行って良かった」と言ってくれるのではないだろうか?と思うのである。
患者さんに持ってほしい視点として、「病名、診断名」はついているがそれは本当に「もう手の打ちようがない状態」なのか?一般的にはそう言われていることということなのか?ということ。
現在の日本の医療の考え方は数値、画像等での診断が残念ながら大半の医療機関で行われている。そしてほとんどの方がそれに従っている。
だが、医者に言われたことに納得がいかずに泣き寝入りしている方、不満の方も沢山いることは多くの方が経験しているのではないだろうか。
そうした方は、実際に施術を受けているのか?最近は他院でオステオパシーを受けたことがある方で当院で受けて改善されたという方も多い。もちろん先生の考え方、得意不得意もあると思うのでこちらの施術の方針、受診してみた感じが合っている方は継続して「寛解まで」いらしていただければよいと思う。もちろんその際には「もう施術は必要はない旨」を伝える。
尿たんぱくの解消、その後!
妊婦さんは尿たんぱく(+)が3回も出ていて、助産師さんが心配になりご紹介でご来院なさいました。
妊娠前から甘いものの摂取が止まらなかったが、妊娠初期からは食事などを見直していたようだ。
「遠隔の代理人テスト」を使い、筋力テストで
「私が施術をした場合下がる可能性がどのくらいあるか?を、妊婦さんの「身体」に聴いてみた。
すると・・・なんとハッキリと良くなる変化が出る!と出ていた。
そして施術後に尿たんぱくがなななんと「本当に」マイナスに!!
おそらく骨盤の仙腸関節がずれていたことで
腎臓の位置まで影響が出たパターンだろう。
このままでは助産院での出産はできないかもしれない。
この差し迫った状況で逆転ホームランが出たのだ。
この出産はおそらく赤ちゃんをはじめご家族一家が「勝負強い」「持っている」のだろう。と私は直感的に感じた。特にこちらの妊婦さんは私はまだ数回しかお会いしていないのだが「腰が据わっている」「雰囲気がある」方だ。
私は開業以来、助産院からの紹介や助産院で出産された患者さんからのご紹介で、妊娠~産後まで診てほしいという方が当院の場合は多い。もちろん病院で出産された方も産後の調整にご来院されることもあるし、当院を知った段階でご自身とお子さんの身体の状態を整えることはとても意味のあること。
人体の構造の施術は、私の場合はシンプルで縦と横のバランスは仙骨が中心でそこに沿うように存在するのが子宮なのである。(正常な構造上の位置にある時)、子宮の角度は仙骨とほぼ一緒。だから姿勢を正した時に下っ腹が出ているような状態や猫背は子宮に影響してしまう。
このブログのように甘いものが治まらない方は下垂体と仙骨を施術で繋げると尿たんぱく、腎臓の位置が変わる可能性が大いにある。