あざみ野駅と江田駅間の住宅街にある隠れ家的な治療院【オステオパシー・ホリスティックセラピー・カイロプラクティック】の院長木内のブログです。

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三大生活習慣病の方が当院にも増えてきている?!

若者から年配者まで、ほとんどの方は一度は聞いたことがあるだろう。

三大生活習慣病と言えば「がん・心疾患・脳血管疾患」である。

当院には縁がなかったというわけではないが、Qtopia癒療院に今までに来院される患者さんは、働き盛りの三十代後半~五十代(団塊世代ジュニア)が多かったので、生活習慣病は多くはなかったのだ。

当院は「数年前までは」カイロプラクティック、オステオパシー中心の手技療法を展開してきた。

私自身に起きた脳内出血と後遺症の回復とその度合いが日増しに良くなってきている。その流れなのか?心疾患、脳血管疾患の方からの依頼が増えてきている。また、脳血管疾患ではないが、脳に関係した症状の依頼もある。

その他に多くなっているのは、脳疾患予備軍・内臓疾患予備軍、回復期の方、三大生活習慣病予防の施術である。

私の場合「手技療法」に「今までは」拘(こだわ)っていたが、遠隔ヒーリングの依頼件数が増える中で、次第に施術内容は「細かく正確に」を強く意識するようになってきたことで、その依頼内容が変化し、段々に難易度の高い方が増え、それをより良い状態になるためには・・・?と創意工夫するようになり今日に至る。

遠隔ヒーリングという言葉だけで聞くと「どこか痛いところを楽にしたい」方もいるが、レベルアップしていけば次第に難しい依頼もこなせるようになっていくかもしれない。

手技療法をやっている施術院は「どこかを痛めた方が治してもらっているところ」という、軽症の方が多いイメージだと思うが、その軽症なものをしっかり治していくと、次のレベルの方が数人来る。それを繰り返していくと来院する方の「」がどんどん変わる。

昨年あたりから施術の方向性を「いかに寛解して終えるか?」にしてきたこと、私自身は術者であり患者でもあるため、双方の視点と自身の体験(疾患自体の)、経験と回復から、有難い希少な立場を担うことになっているのかな?と日々感じている。

この経験を多くの方に還元していきたいし、「こういう症状ってどうなんだろう?」のようなお問い合わせも気軽にしていただきたい。さまざまな症例の経験があるのでお役に立てるはず。

尾骨と脳

初めてご来院された方の問診必ず聞く項目には

以前「尾骨」を強打したことはありますか?」

「その時はどんな症状が出たか覚えていますか?」があり、

実はとても重要なのである。

打った直後に出る症状

〇しばらく続く症状

〇症状はないのに全然予想がつかない場所に影響する

この3つのパターンがある。

わかりやすい症状は「打った場所の痛み」「吐き気」「めまい」だろう。

尾骨を打った直後にもしこの症状が出たのなら、理由は明確であろう。

しかし、しばらく症状がないのに時間の経過とともに何か影響が出てくることもあるので、やっかいだ。

今痛みがないか?も大事だが、それ以上の影響が残っている方もいるので、その経験があれば問診票に記入していただきたいと思う。

「幼い頃や妊娠前に尾骨を打ったことがある方は、出産前に治しておいた方が良い。」

それは妊娠にも出産にも影響するし、産後にも影響する可能性があるかもしれないので、自然な出産をするためにも尾骨は早めに治しておくに越したことはない。

尾骨は正確に治せば症状は消えるだろう。だが、直腸、子宮、膀胱にも影響したり機能が戻っていない場合は、脳と同時に施術することで解消できる。

また、尾骨が正確に治ったかどうか?のポイントは、私の経験上「中枢神経系」が「光るような変化が出る」ことである。脳が生まれ変わるような何とも言えない感覚に包まれる時もある。その光の感覚が終わる「目」が変わったりする。

オステオパシーの場合、以前に痛めた骨、靭帯、筋膜なども施術対象になる。

施術者のレベルが上がったり感覚が鋭敏になることで「脳」への影響まで診える可能性が出てくるだろう。

それは、多くの方に貢献できることが増えることに繋がるので、とても良いことだと思う。 

マジか?「この痛み」が「そこで」消えるの?

患者さんは「踵の激痛」を訴えている。踵を打ったわけでもない。足首を捻ったわけでもない。歩くと「釘が刺さったような痛みだ」とのこと。

「先生のところに行けば何とかしてくれる」と思って数日放置していたらしいが、

ご予約の日に、踵も一緒に診ることになった。

この踵の痛みは、歩くのもままならないほど痛いことを私は知っている。

なぜここにその激痛が出るのかも知っている

以前にも同じ症状の患者さんを何人も診ていて、

施術の後には「えーーーーっ!痛みが無いよ。ほんとに?!」と喜んでしまうほどの変化が起こる。

今回、私が患者さんに「踵が痛くなる前に甘いものや普段食べないようなものを食べましたか?」と聞くと

普段はほとんど外食しないのですが、その日はせっかくの外食だから・・・といっぱい食べてしまった」とのこと。

施術の際には踵には触れない。施術が必要なのは実は「S状結腸」なんです。

S状結腸に触れると「何か感触がよろしくないものが消化不良で溜まっているよう」だった。

その部位の施術が終わるときに、その踵の痛みはまだありますか?と聞くと「ない!!ですぅ!」とのことでした。

踵の痛みと腸の関係を知らない方なら、整形外科でレントゲンを撮り電気治療をし、必要のない薬を処方され「せっかくだから?」飲むことになっていたかもしれない。

この場合は原因が大腸なので「電気治療もレントゲンも必要はない」ことは分かりますよね?

寒がりさんの「冷え」は自分で作ってしまってる??

風が吹いて気温が下がるとそれだけでも身体には堪える。これが冷えや寒さにも影響する。

結構多いと思う「寒がりさん」は、この風にも弱い人がいるだろう。マフラー、タイツ、手袋、帽子は必需品。

当院の患者さんにも寒がりさんが数人いるので「自分でできる自律神経弛緩法」たるものを伝授してみた。

その患者さんはいつも表情が硬く緊張が取れない

そして冷たい風がまだ吹いていないのに「う~、寒い」と肩を「すぼめて」いた。

これこそが「寒がりさん」の典型的なくせ。

患者さんに「今風が吹いていますか?」と確認すると

いいえ

寒いだろう?と思って・・・。」

では肩の力を抜いてみてください」

「息をふ~~~~~~~っと「細く」「長く」吐いてみてください」

 

私のところで指導していることはたったこれだけ!

 

「あれっ?」

「寒くない・・・・!!!」

ということは、寒さを想像し、自律神経を緊張させて「多分寒いだろう」と思ったときから寒さは始まる。

今日は寒くなるに違いない」と自分にインプットしたり、家族に「今日天気予報で寒くなるって言ってたよ」と伝言ゲームが連鎖する。

その患者さんに施術後に聞くと「寒くない」と言っていた。

それまで肩をすぼめて力が入っていたのをやめて、肩の力を抜くと顔の表情が緩み穏やかになっていた。

つまり、寒さを「自分で作っていた」

ことに気づいていただいたことになる。

  

風速が1m/s増すごとに、体感温度は1℃下がり、体感温度は1℃下がるといわれている。

それが習慣になっている方は予測して「寒い~~」と自律神経を緊張させる。

 

さきの「自律神経弛緩法」は施術にいらした方にはもれなく伝授します。

寒さを感じるかどうかは自分次第と考えると、

天気予報」では伝える側も受けとる側もイーブンを保つ必要があると思う。

またもや!かつての少年が施術にいらしてくれた(^^)

そうなんです!

昨年に続き、幼かった頃に受けてくれていた方が、数年の時を経て再びご来院。

かつてサッカー少年だった患者さんが、大学生になり体調を整えにきてくれた。

何年もお会いしないと顔つきも変わるし、背も伸びて声も変わる。

その患者さんは、アルバイトで重い荷物を運び、ぎっくり腰になったという。

私はそのぎっくり腰のことより先に、「あの子が」収入を得るためにバイトをしているなんて・・・!と、感無量な気持ちになった。真面目にお金を貯めて、ちゃんと自分のために使って、できた方だな、親御さんもうれしいだろう。

いよいよ本人と話し、聞いてみると、なんと私のことをちゃんと覚えていた。嬉しい限りだ。

こうやってこの先も患者さんとの信用を一つ一つ築いていきたいと思う。

成人以降は、ご自身が身体を一生大事に使っていくために必要な経験値、人生の宝を積み上げていく過程に入る。

 

私は大人になっていく過程で大事なのはこの「経験値」だと思っている。

何かに「対峙」した際、体験・経験してきたことが大事になる。どんな経験でその時どう考えて何を選んだか・・・その対峙を避けたり逃げたりすると「そのツケがそっくり返ってきてしまったり、同じシチュエーションのことを繰り返してしまったりする。

年輩の方から「若いうちに、たくさんいい経験もそうでない経験もした方がいい」という話はよく聞く。その失敗を「糧(かて)」に、成功に導かれればいいと思う。

「対峙とは」人生で「乗り越えないといけない山」のこと。その山に相対して腹をくくって挑めるか?

ケガ、病気もしかり。

 私も実は高校生の時、腰痛が原因で野球を断念した経験がある。鍼治療、整形外科など、そのころは「インターネット」があまり出回っていない時代だったので、何が原因でなんで腰が痛いのかを調べる手段がなかった。

整形外科に行ってもレントゲンを撮っても「何の手段もない」のに痛み止めを出されたことは、腑に落ちなかったことを覚えている。オステオパシーやカイロプラクティックはあまり知れ渡っていない時代だった。そういう意味では対峙で乗り越えたという結果に至らなかったことから、スッキリしていない。

当時はプレイヤーを諦めたが、マネージャーを大学を含め計6年経験させていただいた。

そして、私が今の仕事を始めたきっかけは何を隠そうこの「腰痛」で、それによって私の人生が開かれたのだ。

自分の腰痛に対峙できなかったという消化不良のおかげか、今やぎっくり腰をはじめ椎間板ヘルニア、坐骨神経痛など整形外科でおなじみの腰痛、膝痛、捻挫など、患者さんの症状にしっかりと対峙している。

Qtopia癒療院にかかるとよくなってしまうのはなぜか?

それは痛み等の疾患の症状のコントロールは「」が行っているからだ。そのコントロールをしている場所は、脳のどの部分なのかを特定して行うことで、症状を軽減したり、なくすことができる。整形外科的疾患であれば脳の部位、脳細胞、末梢の部位を「正確に特定」することで寛解可能である。

何がきっかけでどんな人生になるかはわからないものだ。

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