「みたてのくみたて」 の展覧をみて
日本橋 高島屋で開催中の田中達也展「みたてのくみたて」に家族で行った。
これも妻からの情報で「ミニチュア展」なんだよね、と。
「ミニチュア」という表現を最初に妻から聞いたときには、
ミニチュアかぁ。それがそんなに面白いのかな?確かに模型とかジオラマに凝っているマニアの方はいっぱいいるけど・・・と想像していた。
でも、「なんとなく面白そう」ということで行ってみた。
私の仕事に大事だなぁと思っていることは、普段にない想像と発想。
息抜きもかねていざ出発!
会場に入るとすぐに、ミニチュアさんたちのお出迎え。
普段の生活には見られない景色に一瞬で魅了された。
小さいサイズの表現ではあるが、その表現、アングルが絶妙!!
それよりなによりも作品から受けた「見方」が衝撃的だった!!
普段何気なく使っているものの形、大きさ、などをこれがこうだったら・・・これこの形に似てるからこうしちゃおう!とか「遊び心やアイディア」が満載!!
そう、その遊び心に大事だなと思うのは「頭の柔らかさ」
「これはこうだから、こう使わなきゃいけない」とか「常識的に・・・」とかを
こうだったら「面白い」に転換。ちょっとしたさじ加減が想像力をかき立てる。発想がとてもおもしろかった。
ミニチュアの見立てに留まらず、タイトルもひねりが利いていて、くすっと笑えるものが多かった。
それには一にも二にも「脳を柔らかく」使えるか?かなと思った。
この脳の使い方を今後の施術にも良い影響に繋げたいと思った。
犬の施術依頼が増えています
ご依頼いただいたのは、気持ちが悪くなってお腹がゴロゴロいっているワンちゃんを遠隔でお願いしたい!とのこと。
どこがどうなって体調不良になっているか筋力検査で特定した。
現在まで犬の施術を多数経験してきたことから、「動物の解剖学」の本を参考に施術することがある程度できる。
その犬の気持ち悪いことが何からきているか?
まずは筋力検査をすると「寒い・冷えてる」に反応した。犬の延髄の施術が必要と。延髄は大脳の首に近い部分。
その延髄のエネルギーを活性すると次第に自律神経が緩んできた。「段々に冷えていた身体が温かくなってきた」と飼い主さんからメールがきた。こちらが感じていることとおよそ同じくらいの時間で、飼い主さんも感じ取ってくれた。
飼い主さんは毎日触れたり撫でたりしているのことから、その冷え具合が変化していくのをリアルに感じてくださった。
次に肉の与えすぎがあったみたい。
何にしても適量の度を越えると消化が鈍る。人間なら「よく噛んで食べてね」と言えば済むが、この犬はしっかり嚙めてなかった(唾液が出てくれてなかった)かもしれない。関係するのは自律神経の問題だろう。
ちなみに私は獣医ではないが、動物の解剖学の本を参考にオステオパシー手技を施し、状態を改善する。
白斑の施術
白斑とは、皮膚の色素が白く抜ける疾患のこと。皮膚の色のもとであるメラニン色素を産生するメラノサイト(色素細胞)が、何らかの原因で減少または消失するとのことで、クライアントさんから改善するかどうかと問い合わせがあった。
その方は別件で施術があったので、それに白斑についての施術も組み込んだ。
白斑については、施術+その方の症状にあった道具を用いたことで、一度の施術で「カサカサした皮膚」に良い変化が出たようだ。
継続して施術してみないとわからないが、筋力検査で身体に聴く限りは「一度良くなった状態は継続する」と出る。
道具を使用するかどうかはその方や症状にもよるので、毎回使うとは限らない。しかし、どのようなパターンでも改善出来ないと応用がきかない。
白斑でお悩みの方にもいろんな原因、ケースがあると思う。今後もそれぞれに対応できるよう精進していきたいと思う。
指定難病の方の症状の改善①
以前からメールをいただいていた方から問い合わせがあった。
脊髄炎の後遺症で下肢のしびれがあり歩行困難。両足から足の裏まで。
それだけの言葉が出ると、経験の浅い施術者には「大変」「無理」「治せない」のグループに入ると思う。
多くの方の中では医者にそう告げられたら全て諦めてしまう方もいるかと思う。
そして、病院などでしか治せない、「施術院の範疇(はんちゅう)」にない「かもしれない」と考える方も。
それと、本題の指定難病は関係するのか?当院なら何からどう組立ていけば「寛解」するのか?
をお伝えしたい。
最初に言いたいことはまずは「指定難病」という言葉に「即座に施術の論外にしない」ことだ。
また、指定難病と言っても本当に難病なのか?術者にとって施術しようもない難しい状態なのか?を要点をとらえて初診の際に視れる・診れるか?である。
かつてお世話になった漢方クリニックは西洋医学・東洋医学(中医)双方のドクターが在籍していたことで、私自身は指定難病の方の施術をした経験もある。
今回の依頼者さんは「脊髄炎」の影響で足首が硬くなり背屈・底屈がスムーズでない。
そして両方の大腿にしびれがある、そしてふくらはぎ「一周」にもしびれがあるとのこと。
ここまでは難病が関係しているかな?と。
1回目は仙腸関節のずれ。脚長差にして5cm。身体(特に下半身)のバランスが結構崩れている。
下肢の冷えが顕著。腰回りにも冷えがあった。セッション後にゴッドクリーナーを希望。
毒素の出が強かった。
2回目は前回後より下肢の冷えの改善。脚長差7mm。足首の硬さの改善。冷え具合も改善。大腿の筋膜の施術によりしびれの改善。
2回目終了時にはかなりの変化を感じた。
施術はまだ寛解・完結はしていないものの6割は改善できたかな?少なくとも歩くこと、冷えの改善等自律神経症状の改善の「ベース」は出来たので、指定難病からの回復のまずまずの状態を掴めたと思う。
だが、大きい病院にいくつかかかったことがあることから、本題はここからなのではないか?と思っている。
犬、猫の施術は遠隔で安心!!
犬、猫にとっては「慣れない場所」で「慣れない人」に「何かされること」はストレスになるかもしれない。
そういうことからペットの依頼は基本的に「遠隔」で行うことに決めました。
営業日にペットの施術で時間がかかることもあったり、動物の臭いが苦手な方もいることから、最適な方法として「遠隔」の施術をご提案します!
ただ、オステオパシーの醍醐味としては、直接感じ取れる身体の情報を元にどういう状態で・・・という大事な部分を割愛されてしまうのはいかがなものかと思うが、急ぎの症状の場合、遠隔が適していることもあるし、ペットについても遠隔がオススメ。
でも、遠隔は「あやしい」「信用ができない」という方もいるだろう。ちなみに遠隔施術(遠隔ヒーリング)を習ったのはアメリカのオステオパシー医師(D・O)であり、かなり位の高いドクターから学んだのである。
施術者が遠隔がちゃんとできるかは普段の施術の中でどれだけ精度を上げてできているかによるかもしれない。
普段の直接の施術回数・施術量を増やして、応用が利くように技術向上を常に考え、みなさまに貢献したいと思う。