脳を痛め、脳を知る。脳に恩返しを!
題名の言葉は、先日施術をしている最中に、私の口からふと出た言葉だった。
「実際に」施術者、医師、医療従事者の中で、私の例のように脳を「患ってしまった」方はさほど多くはないと思われる。
なぜなら医療従事者なら「脳を痛めること」が「どれだけ致命的」なことになるのかを知っているからだ。
だが、「どのように致命的」なのか?ボーダーラインはどこか?
どのレベルならセーフでどこからがアウトになるか?
アウトの場合はどのくらいのペースでどのような施術が回復可能なプランなのか?綴ってみようと思う。
血圧が高めな医療従事者であるなら、毎日決まった時間に最低一年間計り記録してみる。「大丈夫、大丈夫」と思っている方ほど、危険。年齢にもよるが40~50歳代は「上」は140を大きく越えない方がいいだろう。高い血圧は心理的要因もあれば習慣的要因もある。遺伝的要因もある。一概にこれがと特定はできないが、私自身 、
自分が要求する身体の「波」は現在は落ち着いていることから、心理、身体、生活スタイルでの「波」が落ち着いていると言える。そういう方は、血圧の極端なアップダウンはないと思う。
波のある方の場合でも、上がったとしても150以下の方が良いのでは?
一年間血圧を測定し、つけることで何がわかるか?というと、「季節と血圧の変化」。
例えば「節分」「春分の日」「夏至」「秋分の日」「冬至」などの 「暦」 は、皆さんが感じている以上に身体に影響すると思った方が良い。
脳を傷めてよくわかったことは「脳細胞」の修復にかかる時間の長さだろう。だろうというのが物語っている。なぜなら、医療従事者のほとんどは「基礎医学」を学び脳細胞のことがテキストにも書いてあり、脳を痛めるとどうなるか?の説明があるからだ。(当たり前のことだが)
そしてほとんどの方が知らないことが。。。。
その偉い先生たちのほとんどは
「脳の疾患」を患ったという「体験がない」という事実!
例えば高血圧を診ている医者は、今まで何万人という「患者」を診てきたかもしれないが、自分自身が患者になった方は果てして何人いるのだろう?
私の場合、教育として「それはそうなんです」と言われると、すんなり「はい」と聞かない性格なもので。いわゆる「ひねくれもの」なんでしょう。
だが今回はちゃんと言うこと聞いている。「それほどまでに」痛かったから。痛かった分、理解も深まったし今後のこともしっかり考えなければ・・・と反省し、それを生かさなければと思ったからだ。
今回後遺症が長引いているのは、私の場合は二回目の脳内出血だった。もし医療従事者だとしても一回で凝りて二回目は注意するだろうが、私は一回しているのにも関わらず、まだ大丈夫と思っていたが、さすがに脳がついてこず、私自身だけでなく、家族をはじめ多くの方にも迷惑をかけることになってしまった。
性格の話が出たが、どういう性格、どういうタイプの方が高血圧になりやすく、脳疾患になりやすいか?を自身の体験をもとに綴ってみたいと思う。
もちろんあくまで私の経験、観察、知識レベルなので、全ての方にあてはまるとは限らない。
まずは睡眠。「ぐっすり」眠っている方は私は問題ないと思う。
ただ「時間的に休んだ」というだけの方は大半なのでは?
起きた時に「あぁよく寝たぁ・・・」と深く眠れていればそれに越したことはない。
次に「目の疲労」
当院でも目と脳の疲労を訴えそれを解消しに来院される方は多い。
眼精疲労は視神経、脳の後頭葉(後頭骨)まで影響している方も。
後頭葉と関係するのはこめかみ周辺の疲労。オステオパシー、カイロプラクティックなどの手技療法でも
こめかみは頭蓋骨の「蝶形骨」が脳の機能とも関連深い。
たかが目の疲労と放置せず、脳に負担をかけないよう、定期的に休ませる必要がある。
自分自身が見えなくなっていたり自覚症状があるとしたら、正確にチェックできる方に診てもらうようにすると良いと思う。
脳細胞は、筋肉や皮膚のケガとは違う。損傷すると簡単に再生しない。筋肉痛のような、休めば楽になるものでもないし、擦り傷などで出血してかさぶたになって・・・とは違うのだ。
今回の私は6年目に突入してしまっている。長いと思われるかもしれないが、確実に回復の一途を歩んでいる。
脳のことは自分では以前よりもかなり詳しくなってきているので、それを施術に活かし、私のように病気で生活が一変してしまうことを避けられるよう、多くに方に知ってもらいたい。
もうすぐ・・・・!?
私事ではありますが、もうすぐ華の?50歳になります。
ご、50歳・・・自分の小さい頃の記憶だと「中年、おっさん」だった。
そ、そうか。あの時の年齢についに自分はなったのか・・・なっちゃったか!受け入れるのに多少の抵抗もあるが、嬉しい自分がいるのも確か。ミドルだ!渋味が増す。
同時に臭いも気をつけなきゃ。
男性更年期も後々ブログで掲載していこう。
待っても逃げても年を取るのは一緒。今後は、無理せず上手に歳を重ねることも、学びつつ広めていければいい。
年を取るのはとても速い。ポケ~ッとしてたら人生終わっちゃう。
そうすると、生きてきた内容、発言などがその人の存在した価値になるかもしれない。無理して身体に負担はかけたくないので、価値のある一生をほどほどに生きていきたいと思う、今日この頃である。
本気で治りたい方には・・・
当院に施術に来られる方の傾向で「しっかりと治りたい」方が増えてきている。
またお医者さんから診断されている方、病名を言われている方も増えてきている。
あえて「しっかりと」と書くのは私木内には「治った」と判断するための項目がいくつかある。
それは
「診れる」人が「診た」ときには文句なしにバッチリ、しっかり症状が「取れている」ことを指す。
それは、患者さんの「自覚症状」でもない。医者から言われたから、ではない。検査で「優」や「A」のことでもない。
私は、「診て」「観て」「見て」「視て」
あらゆる角度、深さを立体的にみたうえで、極めつけに「透」(みる)ことで決定づける。
そして波動的にもみる。
もちろん指標として、例えば「血圧」や「体重」「冷え」など自覚できる項目ならわかりやすいが、私の施術の場合は数値化できないものも含まれる。
「自然な生活が無理なく送れている」ことが基本である。
患者さんの会話に多いことは「お医者さんにそう言われているから」・・・ということや検査でこうだったというところだ。西洋医学のコンピューター診断、MRIなどは確かに優れている。だが医学にはもっと大事な診方がある。それをコンピューターだけで白黒はっきりさせなきゃいけないことに無理がある。なぜなら人間は生物だからだ。そして実際に未解明な病気を調べると山ほどあるからだ。
私が患部を「視る」「診る」指標の一つに「色」がある。淡い色、グレーがかった色、薄い色、濃い色など、波動、元気さなど、外から視た時にその色で体調がわかるときがある。
色というのは、眼の色や生命力、肌の色なら血色、波動(元気さ)、荒れ、などもあれば臓器の組織の元気さもある。
患者さん、クライアントさん側は、やって欲しい「度合い」、「拘り(こだわり)」はいくらでも妥協できるが、逆に「施術側」はどこまでも厳しい設定にする必要はある。そのうえで楽しく充実した施術をすることで「あそこに行って良かった」と言ってくれるのではないだろうか?と思うのである。
患者さんに持ってほしい視点として、「病名、診断名」はついているがそれは本当に「もう手の打ちようがない状態」なのか?一般的にはそう言われていることということなのか?ということ。
現在の日本の医療の考え方は数値、画像等での診断が残念ながら大半の医療機関で行われている。そしてほとんどの方がそれに従っている。
だが、医者に言われたことに納得がいかずに泣き寝入りしている方、不満の方も沢山いることは多くの方が経験しているのではないだろうか。
そうした方は、実際に施術を受けているのか?最近は他院でオステオパシーを受けたことがある方で当院で受けて改善されたという方も多い。もちろん先生の考え方、得意不得意もあると思うのでこちらの施術の方針、受診してみた感じが合っている方は継続して「寛解まで」いらしていただければよいと思う。もちろんその際には「もう施術は必要はない旨」を伝える。
尿たんぱくの解消、その後!
妊婦さんは尿たんぱく(+)が3回も出ていて、助産師さんが心配になりご紹介でご来院なさいました。
妊娠前から甘いものの摂取が止まらなかったが、妊娠初期からは食事などを見直していたようだ。
「遠隔の代理人テスト」を使い、筋力テストで
「私が施術をした場合下がる可能性がどのくらいあるか?を、妊婦さんの「身体」に聴いてみた。
すると・・・なんとハッキリと良くなる変化が出る!と出ていた。
そして施術後に尿たんぱくがなななんと「本当に」マイナスに!!
おそらく骨盤の仙腸関節がずれていたことで
腎臓の位置まで影響が出たパターンだろう。
このままでは助産院での出産はできないかもしれない。
この差し迫った状況で逆転ホームランが出たのだ。
この出産はおそらく赤ちゃんをはじめご家族一家が「勝負強い」「持っている」のだろう。と私は直感的に感じた。特にこちらの妊婦さんは私はまだ数回しかお会いしていないのだが「腰が据わっている」「雰囲気がある」方だ。
私は開業以来、助産院からの紹介や助産院で出産された患者さんからのご紹介で、妊娠~産後まで診てほしいという方が当院の場合は多い。もちろん病院で出産された方も産後の調整にご来院されることもあるし、当院を知った段階でご自身とお子さんの身体の状態を整えることはとても意味のあること。
人体の構造の施術は、私の場合はシンプルで縦と横のバランスは仙骨が中心でそこに沿うように存在するのが子宮なのである。(正常な構造上の位置にある時)、子宮の角度は仙骨とほぼ一緒。だから姿勢を正した時に下っ腹が出ているような状態や猫背は子宮に影響してしまう。
このブログのように甘いものが治まらない方は下垂体と仙骨を施術で繋げると尿たんぱく、腎臓の位置が変わる可能性が大いにある。
「脳プラス(+)」の施術で時間短縮、一つ多く施術できるようになりました!
当院は今までは関節、内臓、頭蓋骨など「オステオパシー、カイロプラクティック」がメインの施術「だった。」
近年は「ウィルス?」の影響で直接の施術を敬遠する人もいることは確か。
だが当院はそのころから遠隔施術を始めており、遠隔地の方も変化することをセミナーで学んでいた。
そしてその遠隔施術の依頼が増えることで、私自身の「感覚」が高まり、かつて「頭蓋骨」をやっていた施術が今では「脳」をターゲットに行う施術へと変わってきた。
ちょうどと言えば、私自身が脳出血を患い後遺症で苦しみその中からどう抜け出すか?を試行錯誤している最中であり、施術者かつ患者である自分の脳への知識、理解、施術、回復と自身の体験・体感から、不遇と思ったことが段々にそれは自信へと変わってきている。
その「手」「目」「脳」を同時に使った施術を「脳プラス」と命名させていただいた。
「運」(うん) という言葉では少し違うかもしれないが 「運び」(はこび) という言葉だとピンとくる。
その運びで、施術対象が以前は「骨」であったが、今は感覚が脳そのもの(手は頭に触れているが感覚では脳に直で行う施術)に変わってきたのだ。施術する場所を手、目、脳を同時に使うことで、二か所または三か所を同時に施術できるようになってしまったのだ。
たまたまではあるが、当院の施術ベットの側方に「千手観音」が飾ってあることにお気づきだろうか?自身は熱烈にその千手観音になりたいわけでもないが、その「手、目、脳」を同時に行う施術中は、まるで手が千あるかのような感覚になる私がいる。
当院の場合はその技術にさらに+して高波動の石、魔法のランプ、オルゴナイトプラスなどを身体に必要か否かを聞いて使用している。
ただ、基本の施術は「ぶれず」に行い、状態や必要性を身体に筋力検査でYES/NOを聴き、必要ならば取り入れ不要ならば使わない。
脳にはしわのような場所があり番号がふってある。その場所その場所の機能と関係がある。「ブロードマンの脳地図」というものだ。
私は医学部の受験をするわけではない。一番肝心なことは、その場所がどんな働きをし施術にどう影響するか?なので、施術しながら覚えることは非常に効率が良い。嫌々机に向かうことなく、好奇心旺盛に覚えることは楽しいし、「へ~っ、なるほどー」と意欲が湧く。
「脳」は使い方次第でいくらでも助けになる。それは、今まで脳以外の部位での施術にある程度時間が必要だったものが、場合によっては脳の施術にて「一瞬で?」取れてしまうこともあるからだ。なので、脳をフル活用すれば施術に於いては時間にして半分以下で済んでしまうこともあるからだ。
これからは「脳」の使い方を意識することを念頭に入れて「工夫」を凝らしていこうと思う次第である。