軽症~後遺症の施術が難しい理由
皆さんの周りにもいるかと思う。病気や事故などにより、軽症や後遺症で何年も心配が尽きない方が。
骨格・筋肉・靭帯や内臓などは比較的難しくはない系統で回復しやすいのかと思われるが、脳細胞・神経細胞になると途端に難しくなる。特に脳細胞はとてもゆっくりでしか変わってくれない。
「まだ出るか?」というくらい後遺症が残る。だからこの「後遺症」という言葉なのだろう。
時間、期間が経過してもまだ残るの?まだ出るの?と「後に遺される症状」。
後遺症をよろしくない表現で言えば「後始末」なのだろう。でも「まだある」以上「良くなりたい。」私はそう感じているし、似たような境遇の方も同じ心境ではなかろうか。だから、ご家族であったり周囲の方々も、ご本人の話を親身になって聞いてあげて欲しい。
その後始末を術者側・患者側の双方の見方から見ると視点が変わる。
私自身若い頃に病院勤務で、交通事故の後遺症患者さんと保険会社さんとのやりとりを見聞きしたことがある。そこで「終わりにしたい」というような言葉を聞いたことがある。患者サイドから言えばいつまで続くのかという絶望に近い感覚もあるだろうし、疲労感も伝わってくる。良くなってきているのだが、気になる症状はまだ続いており、終わりが見えなくて不安が拭えない様子だった。
術者サイドから見ると実際に「良くなっている」からそう伝えても、ご本人の実感が伴わないとまた気分が落ち込んでしまうのは避けられない。でも、焦りは禁物。着実に進んでいるはずのなで、諦めずに前向きになれるといいと思う。そのような時には周りの方々の理解が得られると、ご本人も元気が出てくるはず。
後遺症施術の場合は特に、しっかりと正確に「診れる」「視れる」「見れる」能力が要求される。
この件で一番大事なことは 「聞いてあげること」なのではないかとと思っている。私もそのように心掛けている。
ちなみに私の場合は二度の脳出血で8年経つが会話・字を書く・計算・笑う・走るなどはまだできない。(調子が良い時も増えては来ているが)
8年前とは比べものにならないほどには回復できているとは思うのだが、脳細胞・神経細胞の変化の道のりはまだ長い気がしている。
遠隔施術の「順序」
最近は世の中の忙しさもあり、時間・経済的な余裕がなくなっている方が多いと感じるし、精神的な余裕がない方もしばしば見られる。
さて、遠隔施術は、施術を受けに行きたいその日、その時間に行きたいけど行けないので「家で受けたい」というパターンが多い。
犬・猫の遠隔施術もご依頼が増えている。
当院としては、遠隔施術のご依頼をいただけばできる限りのことはさせていただく。
それに、遠隔施術はいろんな状況で依頼者さんの要望に応えることがそれなりにできているし、結果が出ている。
ご依頼の際、どこをどうして欲しいといった「オーダー」も可能。
ではあるが、「基本は」直接の施術を受けていることが前提である。なぜなら、身体のバランスがぐちゃぐちゃなのに要望だけはいっぱいあると、どれから整えれば良いか身体と相談しなければならないからだ。順番が大事なので、依頼者さんのオーダーに一度で全て応えられるとは限らない。
当院がカイロプラクティック・オステオパシーの施術を行っている理由はその「基本」が整えられることである。
「基本」というには場所の要所がある。骨盤の仙腸関節、腰仙部は重要だ。
ここが崩れると骨格系のバランスは乱れ、症状が多く出ることになる。
遠隔施術でもここが崩れているか否かを最初にチェックしている。ただ、直接施術にいらして整えれば一回で済むところが、遠隔施術のエネルギーの調整のみでは弱いので何回も施術することになっている方がいるのは事実だ。
「順番」と書いているのは、例えば「僧帽筋がこっている」ことが主訴だとして、そのコリが頚椎からきているとしよう。
でもその頚椎のバランスをとっているのが仙腸関節だったら、ここが真の施術場所になる。
従って、仙腸関節・腰仙部・頭蓋骨などは身体を維持する重要なポイントになる。
そして痛みや張り疲労などの不調は身体の構造が関係する。
「構造」という言葉を使うと難しくなるのかもしれないが、身体のある部分がズレてたり歪んでたりすると、それが元になり全身のバランスが乱れ、その影響であちこちに歪みや不調が出始める。
ただ遠隔施術だけでその構造の重要ポイントを行うには難しい場合もある。事故や大ケガをされた方は直接施術の方が良い。
たまに「主訴」に書ききれないほどの項目を書いてくる方がいる。その場合はそのポイントから順に整理するようにしていくと系統だてて組み立てられる。最終的にはウィークポイントが見えてくるだろう。
ウィークポイントは身体のある場所を施術すると乗り越えられる可能性が高い。
何度も施術をしなくても済むかもしれないし、消えるかもしれないからだ。
話を戻すと、人体には末梢と中枢があるが、末梢を一生懸命何回もやるより、中枢を数回やるとか、中枢とコンビネーションを作ることで早く改善することが多い。
遠隔施術であれ、直接の施術であれ、順序がとても大切だ。できるだけ少ない回数で結果に結びつくよう心掛けている。
「健康第一」!!
どこでもよく聞く言葉だし、私自身も体調が悪くなるたびに痛感させられる言葉である。
つい先日、たまたま友人とのメールのやり取りで出てきたのだが、彼も私もお互い健康問題で「苦い経験」があったことから「やっぱり健康第一だね」と。
歳を重ね、人生積み上げていくと、様々な思い、良かった経験辛かった経験、財産的な話など考えると話題は尽きない。実は私は脳の病気の影響で、直接話す口頭での会話は滑らかにできない。従ってメール主体のやりとりしかできない。
世の中、仕事や収入で頭がいっぱいの方はごまんといるだろうが、それの元になっているのは身体の状態である。
身体の状態が良くなければ、仕事が円滑にはかどらない。それどころか余計な出費にもなってしまう。
ひょっとすると今や世の中は元気な方よりも体調不良の方のほうが増えてきているのではないか?
病気になったことのある方にとっては、健康の有難みが身に染みるだろう。
当院に来院の方にも段々と「大きな」病気の経験者が増えてきている。
自身が経験したことは共感できるし相手の気持ちも理解しやすい。
今後の予防や対策の話もできる。情報の話(どこのどんな機関やどんな先生が・・・など)の交流もできるだろう。
当院では、ご依頼の方が健康になるために施術を提供している。それに加え、日常に取り入れやすいことをお伝えし、みなさんが日頃取り組むことで健康管理しやすいようにも考えている。
施術を受ける時間は1回30分程度なので、それ以外をどのように過ごすかがとても大切だ。
ご自身や家族の健康のために、当院をご活用いただけたらと切に願う。
チャレンジャー 未経験なことをしてみること
人生半ばを過ぎてくるとあれもこれもしたと、振り返ることもあるが、
同時に「まだこれはやったことはない!」ということが沢山あるということも考える。
今まで「そういった趣味もなければければ知識もない。」ことを試してみたくなった。
そういえばそんな話はあったかな?レベルなのだが、不意に「昆虫食」をやってみることにした。
私自身はまだまだ人生を楽しみたいチャレンジャーである。人生一回きり?かもしれないから未経験は可能な限り挑戦したいと思っている。
昆虫食の事の発端は、私の高血圧、高コレステロールがきっかけで起こした脳内出血だが、薬が多くなれば肝臓・腎臓への負担が増えるため、薬を減らしたい・やめたいのである。
出来るだけ自然なもので健康を取り戻したいからである。
その中で見つけたのが「コオロギパウダー」。昆虫のコオロギをパウダー状にして食べることだ。
先日入手したのでまずは味見して違和感がないか?続けられそうか?をチェックしてみたところ・・・ん?美味しいじゃないか!! 香ばしさがありクッキーのような自然な味がした。
心配は一発で吹っ飛んだ。ただ、ネットを見た限り、賛否両論がある。それもそうだろう。初めてのことに慎重にならない人の方が少ないかもしれない。
私が判断を短時間でできる理由は、施術で鍛えに鍛えている「感覚」とそれを判断できる「筋力検査」に他ならない。
私に対して「コオロギパウダー」は「非常に合っていた」のだ。だからそれに対して全く抵抗はなかった。
血圧、コレステロール等の変化はもう少し身体が変わってきてから随時報告していきたいと思う。
蚊に刺されたときの自然療法のオススメ
蚊に刺された時に薬が苦手な方におすすめしたいのが「ドクダミ草」
キンカンはスース―してちょっとという方に。
私は大の「刺され男」なので、夏は苦手。
妻が春先にドクダミの葉をアルコールに漬けておいてエキスが充分に出たものを蚊に刺されたところに塗布。
それを約15分くらい放置すると、刺されたのを忘れてしまうほど痒さがなくなっている。
ただ、15分は待てないという方には不向きかもしれない。
またドクダミは利尿作用、冷え予防、だるさ、むくみ、生理痛解消などにも期待できるとのこと。
塗布することだけでなくドクダミ茶で愛用されている方もいる。