あざみ野駅と江田駅間の住宅街にある隠れ家的な治療院【オステオパシー・ホリスティックセラピー・カイロプラクティック】の院長木内のブログです。

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自律神経シリーズ⑤

パソコン・スマホ・タブレットの影響が身体に残り、症状が出てしまっている方が大多数の時代

とは言うものの、身体がおかしいと自覚されている方は非常に少ない。それは、痛いわけでもないから。疲れの大小程度しか感じていない人が大多数だと思う。

では、どんなことが起きているのか、実際当院で見た身体への影響を話そう。

当院で施術を開始する時には、ほぼ全員うつ伏せに寝て脚長差、施術場所の選定から始めるが、この時点で呼吸が苦しくなくリラックスできていれば自律神経の過緊張はない。

しかし、「力を抜くことできない」、「話をしたくてしょうがない」、「無意識に脚が動いてしまう」などの状態・症状が、開始早々に出る方もいるのだ。脳の間脳の問題である。

問題なくリラックスできればいいが、それができない方が本当に多い。増えてきているという印象だ。

最近は小学生の授業で使うこともあるし、塾での使用も考えたら、それだけでも長時間の使用は避けられない。それ以外にも使うとなると、親御さんも管理を考えなければならないだろう。

今年診た小学生は、集中力が持続しない、やる気が出ないなどの脳の問題があった。自律神経との関連があるだろう。そのような方の頭蓋骨を軽く触ってみると、ガッチガチに硬いことが多い。

では、「対処法」があるのか知りたくなりますよね。

自律神経に関する当院での指導の一つが「食事をよく噛むこと」である。そんなことかいな?

そんなこと知ってるよと言わずに読んでくださいな。それが大多数の方ができていないことで子どもでもできることですが出来ていないことです。

では何故噛む必要があるのか?

噛むことで全身にどんな影響があるのか?・・まではご存じですか?

それは、噛むことで、顎関節を動かす

咬筋・側頭骨を使う

唾液の分泌が盛んになるなど消化液に影響する

便通も盛んになる

脳の硬膜の緊張が緩む

➡脳脊髄液の活動も盛んになる などが考えられる。

要は噛むことで脳を刺激する。それは自身で行うことができるの。

筋力検査と準備

治療家(治療院)で筋力検査を導入しているところは多いと思うが、

Qtopia癒療院では検査で正確に答えを出すのに大事な項目は、

施術者の「体調管理」、

「思い込みを外す」

この2つに尽きると思う。

特に「思い込み」を外すことほど難しいことはない。私は施術の最中でも「あれ?なんか変かな?」と感じる時には「リセット」することを心掛けている。

私自身は脳の病気をしてから、施術者として、そのたびに自分の脳から思い込みを外すことのチェックは怠らない。

思い込みは一般の施術者の方に非常に多くみられる。

特に情報量過多の方疲労過多焦燥感、などをお持ちの方。

そして施術者の「心理的な準備」も大事。

陥りやすい心理としては

「期待感」(筋力検査でこう出てほしい)、過去の経験(このパターンだとこれが「出るはず」)など

心理を揺るがす様々な思考が邪魔をする・・・・この項目は筋力検査の正確性を落とすので、施術歴が短い方は気をつけないといけない。また、施術時間が長い方はこまめに休憩を入れる方が良いだろう。

自律神経シリーズ④「くすぐったい その2」

くすぐったいことと自律神経の影響、その大きい原因を知ると

生活を改善したくなるかも?

キャー、くすぐったい・・・!!

と笑っているのは当院の基準で「レベル1」

じっとできないで身体が勝手に動く(特に手足がぴくぴくっ)は「レベル2」

身体がこわばり「手足にいく血流に影響がある」は「レベル3」

というのは当院内の評価。それに基づく施術の必要性である。

近年は、このくすぐったがりのお子さんが非常に多いと感じている。

その理由の一つとして最近目に付く習慣として、

3歳までにお母さんが冷暖房を多用し、外に出ることが少なかったことだったりするかもしれない。(汗腺と成長の関係から

また、先の「肩をすぼめるくせがある」子は、呼吸が浅く手足が冷えやすかったりもする。

その肩をすぼめる子に対して、「肩の力を抜いてみて?今、寒い?」と聞いてみると

あれ?そんなに寒くないかも・・・?」という反応がある。

・・・・これね、私木内が発見しちゃったんです

今後発表します。寒がりの方が「脱!寒がり」する方法があるんです。

話を戻すと、くすぐったがりの方寒がりが重なることが割と多い。そして自律神経が緊張している方が多い。

そして、その方々が頻繫に使うものと言えば・・・そう!スマホ・タブレットなんです。

確かに文字を書くより打ち込む方が早いし、文字での会話が増えている時代。

辞典を開いて調べるよりも、持ち運びも楽だし便利である。

だが、その機器を使うことで身体が緊張し力が入りすぎ、抜くときに抜けなくなってカチカチな身体になってしまう方もいる。スマホやタブレットを使用しない、休み時間や休憩時間を作ることで、仕事などの作業効率が良くなるだろう。だからと言って全く使用しないことはできない。公立の小学校の授業でも必須になっているものであるし、子どもから大人まで必須アイテムになっているのが現実である。

少なくても使用時間、無駄に使わないことの指導は大事になると思う。目や脳を休ます時間をしっかり確保していきたい。

自律神経シリーズ③ くすぐったいことは自律神経?

くすぐったいことは自律神経の過緊張なんだよ!」

もう20年以上前のことだ。

医師、看護師、柔整師などが集まって話していたのだが、以前私が勤めていたクリニックのドクターがスパッと答えたのだった。

多くの方は、くすぐったいことをあえて調べることはあまりしないのではなかろうか?

驚くべきことに、くすぐったいというのは自律神経の問題なのだ。

医学的な会話は、難しい知識を詰め込むことよりも、実用的な例を話をポンと出せるほうが話が弾むし面白い。

また、自律神経との関係の症状で、私が意外だと感じたのは「痒み」だ。

そのクリニックは漢方と併用していたのだが、西洋薬(医学)で結果が出ていない患者さんが相当数いた。

痒くて掻くことが止まらないという方をこれでもかというぐらい見た。例えばアトピー性皮膚炎などで血が出て、

かさぶたになるがまたその痒みが我慢できなくて掻いてしまう・・・という方も今まで数多く見てきた。

当院の場合は、皮膚に出ている症状や痒みであれば、まず間違いなく施術対象としてチェックする場所は「小腸・大腸」だろう。脳と腸の関連はここでも見受けられる。

自律神経シリーズ② そもそも自律神経ってどこ?何?

解剖生理学的には「自律神経」という神経根や神経の細胞自体は存在しない。

病院の診察等で、脳、脊髄の中枢神経の働き、内臓の働きなどに対して「自律神経がね」・・・・という説明がされることがあり、言葉を聞いたことがある人は多いと思う。

また、良く聞く言葉で「ホメオスタシス(恒常性)」があり、生きて生活していくためにバランスをとるわけだが、自律神経がリラックスして「バランスの波」が取れていればいいのだが、過緊張やアンバランスが招くのが、自律神経失調症だったりする。

また、自律神経のバランスが乱れていることで出ている症状を例に挙げてみようと思う。

○身体の冷え・のぼせ

○異常に汗をかく/または汗が出ない

○気温と体温調節

○緊張が強く、力が抜けない。

○会話が止まらず、首や手の力が抜けない。

○自覚していないのに手指が動いてしまう。

○同じ姿勢が保てず、動いていないと気が済まない。

○貧乏ゆすり、力が抜けない、寒くないのに肩をすぼめて力を入れてしまう

○痒みが止まらず搔きむしってしまう。(場合によっては出血してしまう。)

○めまい

○不眠

○震え

○動悸

○ほてり

等があるが、いずれも当院での施術で寛解する例がほとんどである

自分自身で改善可能ではあるが、自覚症状ですでに「ある」のであれば、早めに取り組んだ方が良いだろう。

自覚症状がない緊張、じっとできないなどは、本人が気づいていない場合や認めにくいことなので、ご家族の協力も必要になることもある。自分自身や家族で、上記のような症状が出ていないか観察してみるといいだろう。

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院長紹介

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オステパシー&ホリスティックセラピー

Qtopia癒療院 院長 木内たかお

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